生活クラブグループ
市民セクター政策機構

市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

団体紹介⑨NPO法人北海道子育て支援ワーカーズ(北海道札幌市、石狩市、江別市、北広島市、小樽市)
「小さな集団が集まり、子育ての社会化を進める」

<好評発売中>季刊『社会運動』2021年7月【443号】特集:ワーカーズ・コレクティブ―労働者協同組合法を知る

「NPO法人 北海道子育て支援ワーカーズ」は、11のワーカーズ・コレクティブで構成する法人だ。札幌市内に7団体、石狩市、江別市、北広島市、小樽市の4市に1団体ずつある。主な事業は、集団保育、おもちゃフォーラム、講師派遣事業、行政から受諾した子育て支援事業などがある。メンバーの総数は160人(2021年3月現在)にのぼる。しかし、一つひとつのワーカーズ・コレクティブは5人から30人ほどの小中規模で、地域では出張保育(個人宅)を主に担っている。
 北海道子育て支援ワーカーズは札幌市では名の知れた子育て支援事業者で、認知度は高く、行政からの信頼は厚い。「地域のワーカーズ・コレクティブは知らなくても、北海道子育て支援ワーカーズの一つと言えば、信用度はぐっとあがります」と胸を張るのは、代表理事の豊田直美さんだ。

 

大都市札幌を相手にするために

 

 1986年、生活クラブ生協・北海道の託児のワーカーズ・コレクティブが発端だった。組合員活動時の集団保育から発展し、2001年には札幌市内に四つの託児ワーカーズ・コレクティブが生まれ、個人宅での出張保育も請け負うようになった。すると地域には子育てに悩み、困りごとを抱える親がいかに多いかに気づかされた。親を孤立させてはいけない。子育ての社会化の必要性を痛感したワーカーズ・コレクティブメンバーの思いが一致した。

(p.66 記事抜粋)

 

インターネット購入