生活クラブグループ
市民セクター政策機構

市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

2015年

●2015年No.419 7月号
総特集 戦争への対抗
―自衛官・市民の命を守る憲法九条・・・・・5
ケア 非暴力を学ぶ実践  上野千鶴子・・・・・6
この危機に立ち向かうには―草の根、どぶ板の運動論  辻元清美・・・・・18
変わらない日本と変わっていく沖縄―「琉球共和社会憲法」は自己決定権の潜勢力  仲里効・・・・・18
日本の滅亡について  崔 真碩・・・・・25
連載 女性作家たちの声[第六回]
百年先の未来を決める 辺野古・抵抗の現場から  影山あさ子・・・・・34
レイシズムと戦争の闇―『九月、東京の路上で』  加藤直樹・・・・・40
護衛艦「たちかぜ」自殺事件裁判―自衛隊の隠ぺい体質と人命軽視の思想  三宅勝久・・・・・43
泡の砦 自衛隊文学再論  川村 湊・・・・・50
軍事化とジェンダー  佐藤文香・・・・・58
民間人にも戦争協力を迫る「戦争法案」―戦争参加業務を拒否するために  吉田敏浩・・・・・65
連載 商品たちの素姓[第六回]
企業の知られていない素顔―武器産業に手を染めている  中野寿ゞ子・・・・・73
安全保障についての議論を―対抗的専門家を活用する  小熊英二・・・・・78
自衛官と対話するヨコスカ平和船団―順法闘争の徹底化という闘い方  編集部・・・・・84
キャンプ座間を抱える町で戦争反対を―足元の基地問題に向き合う行動家  バスストップから基地ストップの会・・・・・91
オスプレイの横田基地配備に反対―周辺自治体と市民の取組み  福本道夫・・・・・96
連載 世界の多彩な協同組合[第六回]
語り継ぐ組合員の戦争体験  坪井照子、布施杏子・・・・・99
平和と「自分はどう生きるのか?」の問い―近代一五0年の歴史と生活クラブ  岩根邦雄・・・・・104
連載 [第五回] 祖父と曾祖父の話  津島佑子・・・・・108
連載 メディア遊動日記[第五回] 「主権回復の日」と「屈辱の日」の断層  青木 理・・・・・114
連載 「外圧に抗する快感」を生きる社会[その四]
歴史を過去のことにした報い  太田昌国・・・・・118
アメリカのユートピア  フレドリック・ジェイムソン・・・・・128
訳者あとがき  田尻芳樹・・・・・150
柄谷行人インタビュー[後篇] 神の国・超自我・非戦について  聞き手=加藤好一・・・・・152

●2015年No.418 5月号
特集1 消費ダイエットと自給のすすめ ―使い捨て時代からの出口探し・・・・・5
1 プラスチックプールからの警告―化学物質による水環境汚染のいま  高田秀重・・・・・6
2 摂れば摂るほど体に良いのか―機能性幻想に踊らされないために  高橋久仁子・・・・・16
3 皮膚を薬と化粧品の実験室にしない―怪しいと思ったら使わない  布施佳子・・・・・22
4 商品たちの素姓[第五回] 野菜ジュースは野菜の代わりにはならない  中野寿ゞ子・・・・・29
5 「友の会」の知恵と哲学―モノを大切に、時間を大切に  中野寿ゞ子・・・・・33
6 生産への消費者の労働参画―「夢都里路くらぶ」の取り組み  長谷川陽子・・・・・37
7 世界の多彩な協同組合[第五回] 地域協同組合 無茶々園の産消提携―価格決定権を手中にする独自ノウハウ  大津清次・・・・・42
8 石けん運動が生んだ市民の石けん工場―NPO川崎市民石けんプラント見学記  小原佐和子・・・・・47
9 自立農力をつちかった有機農業/運動―三五アールの畑で自立できる秘密  尾崎 零・・・・・52
10 家庭菜園と縁故米でできる自給暮らし―自然と人間とが共生する道筋を  槌田 劭・・・・・61
11 楽しさが全ての原動力―生き方の問い直しと消費者の農場開設  津田君江・・・・・69
特別論文
小規模家族農業経営を存続させるべき理由―多様な形態・効率性追求・役割  辻村英之・・・・・73
連載 女性作家たちの声[第五回]
私の体は私のもの[その二]  ろくでなし子・・・・・84
連載 メディア遊動日記[第四回] 軍靴の響きに抗する人びと      青木 理・・・・・90
連載 [第四回] 「女」と「男」の根源的問題  津島佑子・・・・・94
連載 「外圧に抗する快感」を生きる社会[その三]    多元化したメディアの渦中で  太田昌国・・・・・100
特集2 中間勢力衰亡の危機と可能性―政治の専制化を防ぐ回路を求めて・・・・・109
1 「農協改革」の美名と魂胆―小さな政府のもとで再評価されるべき農協      成田拓未・・・・・110
2 部落解放運動の現在とこれから  友常 勉・・・・・118
3 マルセル・モースと協同組合運動  山田広昭・・・・・129
4 柄谷行人インタビュー[前篇] 協同組合・社会主義・中間勢力について  聞き手=加藤好一・・・・・138

●2015年No.417 3月号
総力特集 韓国に学ぼう 市民の底力がつくる互助の社会・・・・・5
1 セウォル号事件後の市民運動の新地平
エリートモデルから下層ガバナンスへ  金 翼漢(キム・イッカン) ・・・・・8
2 協同組合都市ソウル 東アジアを変える試み  朴 元淳(パク・ウォンスン) ・・・・・20
3 住民が主体となるマウルの暮らし
国家公共性からマウル公共性へ  柳 昌馥(ユ・チャンボク) ・・・・・25
4 市民・民主運動の再度の活発化を
若い世代の多様な組織化と運動の継承  安 珍傑(アン・ジンゴル) ・・・・・34
5 社会運動も楽しくなければいけない ひとりデモを始めた心模様  金 義城(キム・ウィソン) ・・・・・38
6 自助・共助してつくる新しい公共領域 下からの市民運動が必要な時代  趙韓惠淨(チョ・ハン・へジョン) ・・・・・42
7 韓国の女性運動の現在地 法制度改革の達成から、身の回りの権力構造の改革へ  朴奉貞淑(パク・ボン・ジョンスク) ・・・・・48
光州型社会的経済
8 「民主・人権・平和」の実質化を続ける光州 民主化運動の経験と社会的経済  尹 壯鉉(ユン・ジャンヒョン) ・・・・・58
9 社会的経済にとって光州ほどの適地はない―数を増やすよりも理念・価値観の共有を  朴 湘夏(パク・サンハ) ・・・・・64
10人権・民主主義・平和を深める社会づくり―社会的経済を革命的に構築する政策  徐 政勲(ソ・ジョンフン) ・・・・・69
11 一緒に楽しい生を送る自治的な老人福祉館 高齢者主体で地域住民を巻き込む協同組合  姜 渭遠(カン・ウィウォン) ・・・・・70
12 世界の多彩な協同組合[第四回] 韓国代行運転協同組合  崔 瑜娜(チェ・ユナ) ・・・・・76
13 韓国協同組合の事例その1 旅行の社会的企業 グッドトラベル  羅孝雨(ナ・ヒョウ) ・・・・・79
14 韓国協同組合の事例その2 言論協同組合プレシアン  田洪起惠(チョン・ホン・ギヘ) ・・・・・84
15 包摂の対象から主体へ 貧困地域における住民の挑戦  桔川純子・・・・・87
16 内外の連帯と協力の枠組みで新しい次元へ 韓国社会的経済と国際社会的経済フォーラム      李鉉淑(イ・ヒョンスク) ・・・・・94
17 「帝国」構造と韓日ナショナリズム・ジェンダー      朴 裕河(パク・ユハ) ・・・・・98
コラム
韓国の寄付文化と「美しい財団」・・・・・23
参与連帯・・・・・23 双龍自動者争議・・・・・41 韓国女性民友会・・・・・51
光州事件・・・・・63 協同組合基本法・・・・・77
女の自由を映す韓流  北原みのり・・・・・106
連載 女性作家たちの声[第四回] 私の体は私のもの[その一]  ろくでなし子・・・・・111
連載 商品たちの素姓[第四回] 消臭・除菌剤は必要か?  中野寿ゞ子・・・・・118
連載 メディア遊動日記[第三回] ジャーナリストの責任と評価  青木 理・・・・・122
連載 「外圧に抗する快感」を生きる社会[その二] 空虚極まりない安倍晋三話法  太田昌国・・・・・126
連載 NAMを語る[最終回]―資本主義の終りと戦争  柄谷行人・・・・・136

●2015年No.416 1月号
特集1 共同農場が発する農業力の衝撃・・・・・5
特集1-1 やさか共同農場(島根県浜田市弥栄町)
四人から始まり、今や地域になくてはならない存在へ・・・・・6
1.弥栄之郷共同体/やさか共同農場の軌跡
―山間地における起業・就農支援・地域づくりの可能性  相川陽一・・・・・8
2.共同農場の「共同」が意味するもの―共同体から事業へ、そして社会的共同へ  佐藤 隆・・・・・18
3.農村と地域をむすぶ共同農場の可能性  佐藤大輔・・・・・28
4.ふたつの農場の強みを生かす農業を構築したい  竹岡篤志・・・・・32
5.国際家族農業年に思ったこと    ―「農協改革」なるものの真の意図  加藤好一・・・・・34
特集1-2 能勢農場(大阪府豊能郡能勢町)
―生産現場と流通(消費者)が協同する類まれなコモンズ・・・・・38
1.能勢農場とは―悪くなる社会の中で輝きを増す農場=コモンズ  津田道夫・・・・・40
2.Kさんと畑仕事をしながら考えてみる  津田道夫・・・・・54
3.自然の前には人の能力差はちっぽけだ  寺本陽一郎・・・・・56
4.子牛に関わることの奥深さ  畑邉藍子・・・・・60
特集2 「官民が溺れる排外主義」批判―現代の鬼畜米英論を葬送する・・・・・63
1.「外圧に抗する快感」を生きる社会(その1)―「慰安婦」問題の背景  太田昌国・・・・・64
2.反ヘイトスピーチ裁判の原告として  李 信恵・・・・・74
3.日本軍の「慰安婦」と性暴力      渡辺美奈・・・・・82
4.「慰安婦」問題とは何なのか    ・・・・・86
連載 世界の多彩な協同組合[第三回]
小さな協同組合の歩み―生活協同組合「熊本いのちと土を考える会」  本田一幸・・・・・88
連載 商品たちの素姓[第三回] トクホ飲料の正体  中野寿ゞ子・・・・・92
連載 女性作家たちの声[第三回]
共に生きることを問い返す―『架け橋 きこえなかった三・一一』  今村彩子・・・・・98
追悼 舩橋晴俊先生 市民が育つことで初めて解決できる  田中優子・・・・・104
連載 メディア遊動日記[第二回] ソウルの書店  青木 理・・・・・106
連載 [第三回]「女作家」が台湾に集まった      津島佑子・・・・・112
今、日本が抱える貧困について  湯浅 誠・・・・・118
連載 NAMを語る[第三回]―NAMの中で出会った問題  柄谷行人・・・・・130