生活クラブグループ
市民セクター政策機構

市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

「労働者協同組合法」には、労働者協同組合の設立の仕方も決められています。それに則って、設立までの手順をまとめました。
 詳細を知りたい方は、『労働者協同組合法(ワーカーズ法)ガイドブック』(発行:一般社団法人市民セクター政策機構)をお読みください。
 この法律が施行されるのは2年以内です。さらに施行から3年以内であれば、現在、企業組合やNPO法人として活動しているワーカーズ・コレクティブも労働者協同組合に組織変更ができます。

 

手順1 事業内容を考える

 

 はじめに事業内容を決めます。労働者協同組合法の目的として次の3点が定められています。
・多様な就労の機会を創出すること
・地域における多様な需要に応じた事業が行われること
・持続可能で活力ある地域社会の実現に資すること
 自分がどのような事業を行いたいのか、それと地域のニーズとが合っているのか、そのビジョンを持つところからスタートです。

(p.92 記事全文)

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