生活クラブグループ
市民セクター政策機構

市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

気候変動も原発もない未来に向けて、原発即廃炉の実現

 

「緑の党グリーンズジャパン(以下、緑の党)」は、原発ゼロを実現するために「経済成長優先主義」から抜け出し、「おまかせ民主主義にサヨナラする」と宣言、結成した政党だ。
世界の100の国や地域で環境主義、多文化主義などを掲げ、国益よりも地球益を求めて活動する「グローバル・グリーンズ」の加盟団体でもある。
1980年代から大きな組織を基盤としない「市民派」と呼ばれる地方議員が各地で登場、環境を最優先政策にする政党を目指す動きが生まれた。98年、政策研究や地域活動でつながる議員がネットワークし、「虹=個人の多様性を尊重」「緑=平和と環境の重視」「議員500人を目標にする」を柱に「虹と緑の500人リスト運動(以下、虹と緑)」として政治活動を始めた。
一方、2004年の参議院選挙に中村敦夫さんが「みどりの会議」として挑戦したが、議席は得られなかった。そこに参加した若い候補者を中心につくった「みどりのテーブル」と「虹と緑」が統合、緑の党をつくるための活動を始めた。2011年、東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、2013年の参議院選に党として挑戦することを決定。2012年の7月、「緑の党グリーンズジャパン」が発足した。しかし、参議院選では議席を得られなかった。
現在、緑の党には約850人が会員・サポーターの登録をしており、そのなかに自治体議員が会員(30人)とサポーター(60人)として参加している。他に、選挙で推薦した連携議員18人で、議員(会員・サポーター・連携議員)の女性比率は48パーセントとなっている。
共同代表(4人)と運営委員(10人)の執行機関と全国11ブロックから選出された地域代表協議会が総会に次ぐ議決機関としてあり、都道府県本部(および同準備会)による、地域ごとの活動を基本にしている。既成政党とは違い拘束力は緩く、地元の自然環境を守り、草の根の活動から市民発の政治を目指すという思いでつながっている人たちの政党だ。

 

都議選で、小金井発のミュニシパリズムを実現


緑の党全国運営委員の漢人あきこさんは、2021年7月の東京都議会議員選挙の小金井市選挙区(定員1人)で当選した。
この都議選の勝因は、「小金井市の地域課題と深くかかわっている」と漢人さんは言う。

(p.80-P.81 記事抜粋)

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