ブックレット
●【×販売終了】コーデックス研究会 編 『誰が遺伝子組み換え食品の”安全性”を決めるのか?』
世界的な食糧危機の中、「遺伝子組み換え作物で食料増産」という掛け声ばかりが聞こえてきます。
しかし、遺伝子組み換え作物が作られ始めて12年たった今も、その安全性については未解明のままと言わざるを得ません。
すでに市場に出ている遺伝子組み換え食品についても、安全性に疑問を投げかけるような多くの実験・研究例が報告されています。
コーデックス研究会は、2000年から2003年、2005年から2007年の二度にわたって日本で開催された「コーデックス委員会・バイオテクノロジー応用食品特別部会」に参加した市民によって構成され、この特別部会のうごきを市民の目で検証してきました。
ブックレットでは、日本の遺伝子組み換え食品の安全性評価基準をコーデックスの基準やヨーロッパの基準と比較することによって、問題点をあぶり出します。
市民セクター政策機構ブックレット18
誰が遺伝子組み換え食品の“安全性”を決めるのか?
GM食品リスク評価の実態
著者 西分千秋・天笠啓祐・山浦康明・真下俊樹・棚橋さちよ
企画・編集 コーデックス研究会
【内容】
私たちにとって理想的な安全性審査基準を求めて 西分千秋
遺伝子組み換え食品の安全性評価の歴史 天笠啓祐
日本の食品安全性評価の問題点――EUとの姿勢の違い 山浦康明
欧州食品安全機関:リスク評価透明性への道のり 真下俊樹
日本で食卓に並ぶ遺伝子組み換え食品も欧州では承認されてない! 棚橋さちよ
遺伝子組み換え食品の安全性に疑問を投げかける実験・研究例
遺伝子組み換え表示―日本とEUの比較 ほか
2008年7月12日発行/B5判48頁 定価500円
発行 市民セクター政策機構