研究会・イベント
●市民セクター政策機構が主催するイベント、研究会、出版情報などをご案内します。
<企画は全て秋に延期>■平和力フォーラム2020企画のご案内「シリーズ・新にっぽん診断」
【全ての企画の開催は2020年秋に延期いたします。決定次第、ご案内いたします。】
今年は東京オリンピックを頂点に、上からのナショナリズムによる国民動員が進められる一方、
更なる弱者切り捨て、文化破壊の「国家改造」が進行していくことが危惧されます。
こうした状況を前に、私たちは何を考え、どのように行動するべきなのでしょうか。
東京オリンピックに沸き立った1964年、『にっぽん診断』(三一書房)という書物が、日高六郎ら知識人たちによって世に送り出されました。
ナショナリズムと拝金主義になだれ込もうとする日本社会に警鐘を鳴らす精神の闘いの書です。
その闘いに習い、平和力フォーラムでは「新にっぽん診断」と題し、各分野における「日本問題」を根底から問い直す公開インタヴュー講座をシリーズで開催します。日本のいまを検証し、人間解放の理論と実践を提起したいと思います。
各回、平和力フォーラム主宰の前田朗(東京造形大学教授)がインタビュアーを務めます。
平和、自由、人権、民主主義と法治主義――近代が生み出した理念に新たな活力を吹き込んで、
その先の「日本の風景」を模索し、その成果を、三一書房から出版したいと考えています。志ある市民の参集を呼びかけます。
開催決定分(ゲスト名敬称略)
■第1回5月9日(土)14:30~17:30(開場14:00)
企業栄えて人間滅ぶ――虚妄の「働き方改革」がつくる社会
ゲスト:竹信 三恵子(ジャーナリスト、和光大学名誉教授)
■第2回6月7日(日)14:30~17:30(開場14:00)
尊厳ある解決を求めて――日本軍性奴隷制問題に見る歴史歪曲
ゲスト:渡辺 美奈(女たちの戦争と平和資料館(wam)館長)
■第3回6月14日(日)14:30~17:30(開場14:00)
原発があらゆる絆を断ち切る――被災者、刑事裁判、廃炉問題
ゲスト:海渡 雄一(弁護士)
■第4回7月12日(日)13:30~16:30(開場13:00)
「属国」づくりの改憲を許さない――日米安保、自衛隊、軍事研究
ゲスト:清末愛砂(室蘭工業大学大学院准教授)
※この後、「差別」(先住民族、ヘイト、性暴力)、「改憲」(改憲、戦後民主主義)、
「基地」(辺野古、本土の沖縄化)、「死刑」、「権力と抵抗」、「教育」などのテーマを予定。
参加費:当日1,200円、前売り・予約1,000円、(高校生以下500円)
主催:平和力フォーラム
予約/問い合わせ:前田研究室(TEL&FAX:042-637-8872)
スペース・オルタ(TEL&FAX:045-472-6349)
協賛:三一書房、市民セクター政策機構、スペース・オルタ