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■2019年4月20日(神奈川:横浜市)【ご案内】福島原発集団訴訟の判決を巡って―民衆の視座から―

発災から8年。

放射能をいまも環境中に拡散し続けている福島第一原子力発電所事故の責任と賠償を求め、避難者ら約1万2千人が全国各地30以上の地裁・支所で起こした原発避難者集団訴訟は、国策と産業界の分厚いリアリティに対峙し、個人とコミュニティの権利の実現を掲げた闘いとしてある。

ここ横浜地裁でも、2月20日に5年半近くの審議の末に「福島原発かながわ訴訟」に判決が下された。

国の責任を一歩踏み込んで断罪したものの、賠償については、これまで各種の集団訴訟判決と同じく、“わが国法制下において最高の価値(大飯原発差し止め判決)”のはずの国民一人一人の生命・身体・生活/暮らしを統合する人格権への補償の安さは、民衆の思いとはかけ離れたままと言わざるをえない。

一方、国家内司法に先駆け2012年2月から1年半をかけ全国巡回で「原発民衆法廷」という市民法廷が開かれていた。

本講座では横浜地裁判決の内容を吟味し、司法判決の背景と現在地を民衆法廷の視座からも相対化し、再評価を試み、この国の司法に求められているものを、参加者共々考える機会を作ります。

 

発話者: 前田朗(東京造形大学教授、原発民衆法廷判事)

     村田弘(福島原発かながわ訴訟原告団団長、原発民衆法廷事務局)

    黒澤知弘(かながわ訴訟弁護団事務局長)

    小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)

    崎山比早子(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官)

 

■日時:2019年4月20日(土) 15:00~18:30

■場所: スペース・オルタ

              横浜市港北区新横浜2-8-4オルタナティブ生活館B1

     http://spacealta.sakura.ne.jp/

               JR新横浜駅北口から徒歩7分。

■参加費:1000円+カンパ

■予約・問合せ:  スペース・オルタへ要予約 fax:045-472-6349

  もしくは email: spacealta1985<at>gmail.com  ※<at>を「@」に変えてください。

■主催:福島原発かながわ訴訟原告団、ふくかな、平和力フォーラム、脱原発市民会議かながわ

■協賛:一般社団法人市民セクター政策機構、スペース・オルタ