生活クラブグループ
市民セクター政策機構

市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

研究会・イベント

●市民セクター政策機構が主催するイベント、研究会、出版情報などをご案内します。

■2016年11月20日(東京:渋谷区)「ほんとうの持続可能な平和を考える~日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム 」

ほんとうの持続可能な平和を考える~日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム


持続可能で平和な社会を目指すために、私たちの日々の暮らしは、市民活動は、そして根底となる価値観はどうあるべきか。日本版アグロエコロジーTOKYO実行委員会では、「アグロエコロジー」の概念を日本的に意訳することで、私たちの選ぶべき道を探すことにしました。海外の潮流を肌で感じるとともに、鴨川の林良樹さんや藤沢の柿田祥誉さんが率先垂範している先進事例に触れ、ソーヤー海さんがファシリをつとめる「オープン・トークセッション」へ参加して、一緒に考え直してみませんか。

<概要>
*正式催名:ほんとうの持続可能な平和を考える~日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム(有機農業の日プレ・イベント)

*日時:2016年11月20日(日)開場12:30/開演13:00~18:00終了予定
*場所:國學院大學渋谷キャンパス常磐松ホール(渋谷区東4-10-28)
  >アクセス:http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html
*定員:100名
*参加費:1口500円カンパ(登壇者の交通費等に充てさせて頂きます。)、学生は無料。
*申込: support<at>reculti.org へ下記項目をメールしてください。<at>を@に変えてください。
・お名前:
・ふりがな:
・メールアドレス:
・会社名/所属団体名/属性:

また、http://kokucheese.com/event/index/435356/ からもお申込みができます。


*主催:日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラム 実行委員会
(渋谷環境と文化の会/國學院大學大学院特定課題研究グループ/脱成長ミーティング/OVERSEAs/「有機農業の日」委員会/次代の農と食を創る会/シティ・ファーマーズ・ネットワーク)
*後援団体:共生社会システム学会

*備考:
・プログラムの編成や時間帯、登壇者は都合により変更することがあります。
・会場の模様は動画/写真で撮影し、後日インターネットで公開させて頂きます。
・原則的にプレゼンテーションで投影した資料は後日、インターネットで公開させて頂きます。

<プログラム>
・司会:ハッタケンタロー氏(種まき大作戦)
*主催側挨拶:『資本主義の行く末とアグロエコロジーの台頭』古沢広祐氏(國學院大學)

*来日特別講演:
『退役軍人が語る平和:NO FARM / NO PEACE』B・H氏(ベテランズ・フォー・ピース)


>>略歴:海兵隊に8年半所属。2003年のイラク侵攻の際は海兵隊武装偵察部隊の戦闘員。VFPの沖縄・済州島代表団の一人として、米国の占領政策を終わらせるべきだということを、現地の米兵に理解してもらえるよう努めた。また、世界平和という究極の目標のため、石油由来製品を使わず太陽光水耕栽培を「平和への武器」とするなど、ユニークな問題解決を提案している。最新の米国大統領選に関して、緊急コメントをしていただきます!!

*基調講演:
『人の手で還す緑の自給、そして平和~アグロエコロジーの里・高畠からのネットワーク~』
吉川成美氏(県立広島大学院)[14:00-]

>略歴:農業人類学研究。「農業は人類が手にした最初の芸術、農業は自然破壊の始まり」かについて、農業が、人類と野生が共に美しく生き抜くための社会技術になりうるかを追及。2011年東日本大震災以降、有機農業運動の現代版を目指して「たかはた共生プロジェクト」を設立、山形県高畠町の星寛治代表の許、副代表を務める。国際CSAネットワークURGENCI理事。アジアのCSAネットワーク化への研究・教育プロジェクトを推進中。
県立広島大学大学院経営管理研究科准教授、早稲田大学早稲田環境学研究所客員准教授。

*コメント:『次の時代を、先に生きる』髙坂勝氏(脱成長ミーティング)[14:30-]

= 休憩[14:45-15:00] =

*海外事例プレゼン:
・『持続可能な都市づくり?サンフランシスコのコミュニティーガーデンから』
佳奈・ロマン=アルカラ氏(食料システム研究者・翻訳家)
・『未来の世界を育むためには?共生革命のインフラ平和道場!』ソーヤー海氏(共生革命家)

*国内事例プレゼン:
・『棚田の限界集落から見えるもう一つの未来』林良樹氏(アースアーティスト)
・『お米、大豆、そして塩。自給することから見えてきたこと。』柿田祥誉氏(イマジン自給道場)
*オープン・トークセッション:『五穀豊穣/天下泰平』[17:00-]
・ソーヤー海氏(ファシリテーター)/佳奈・ロマン=アルカラ氏/林良樹氏/柿田祥誉氏
>特別ゲスト:臼井健二氏(シャロムコミュニティ)

*総括:『アグロエコロジーとオーガニックの出会い~国境を越えた平和を!』
本野一郎氏(「有機農業の日」運動・全国有機農業推進協議会)[17:50-]

*日本版アグロエコロジー「食米援田推進」宣言
自然と人との共生を図る持続可能な社会への具体策として、アグロエコロジーが世界的な潮流になっています。

それは外国の資源や農産物に依存しない、土に根差して暮らす平和維持活動ともいえます。

考えてみれば、温暖多湿なこの国で食料自給率を向上させるには、稲作の復興しかありません。

日本人のコメ離れは、食料主権の放棄に他ならないのです。

日本版アグロエコロジーTOKYOフォーラムでは、その開催を機に、以下の「日本版アグロエコロジー「食米援田推進」宣言に賛同して頂ける個人/団体を募ります。
・世界的な食料の争奪戦に巻き込まれないよう、輸入穀物に頼らない食生活を心掛けます。
・田んぼにまつわる伝統文化を守るため、縁を探って稲作農家を支援します。
・土に根差して暮らすことがなによりの幸せであり、それが平和の原点であることを伝え広めます。