市民セクター政策機構 市民セクター政策機構は、生活クラブグループのシンクタンクとして、市民を主体とする社会システムづくりに寄与します。

　「ブックレット刊行記念」特別研究会

故　道場親信さんが遺してくれたもの

「戦後日本の社会運動」と生活クラブ

メイン・スピーカー◎柳下　信宏さん（生活クラブ神奈川）

コメント◎岩根　邦雄さん（生活クラブ顧問）

　道場親信さん(元和光大学現代人間学部教授　元市民セクター政策機構常任理事）が、この2016年9月14日逝去されました。ご病気は承知していたもののあまりにも早いもので、残念でたまりません。

道場さんは、昨年「岩波講座日本の歴史　第19巻」で「戦後日本の社会運動」を発表されました。様々な既存の「史観」を批判的に分析することを通じて、自説を展開されました。これを受けて、4月、5月、6月と病気をおして研究会を引き受けていただきました。とりわけて、70年代以降については、社会運動における生活クラブの位置を含めて、熱心に語っていただきました。

この３回分の講演録が、市民セクター政策機構より「『戦後日本の社会運動』と生活クラブ」として、刊行されます。この記録は、高瀬幸途さんの編集によるものですが、原稿については、道場さんがご逝去される直前まで、病床で校閲が行われました。文字通り、遺稿となりました。最後の仕事の一つが生活クラブへのメッセージであったことを私たちは、強く胸に刻まなくてなりません。

今、「戦後構造」そのものが、大きく転換する時代に直面し、「運動の前提そのものがなくなる可能性がある」中で、道場さんのメッセージを共有化する必要があると考えます。

メインの報告を、生活クラブ神奈川の柳下信宏さん、コメントを岩根邦雄さんにお願いしています。

奮って、ご参加ください。

参加される方は、ご一報ください。

●日時　12月10日（土）午後3時より5時まで

●場所　生活クラブ赤堤館　地下1階・会議室

　　　　〒156-0044　東京都世田谷区赤堤4-1-6　生活クラブ赤堤館

　　　　http://tokyo.seikatsuclub.coop/guide/akatutumi.html

●主催　  市民セクター政策機構

　　　　「非戦・平和・社会運動」プロジェクト　

●参加お申し込み

　　　　市民セクター政策機構までメールにてお知らせください。　

　　　　civil<at>cpri.jp   <at>を「＠」に変えてください。

　　　　 TEL：03-5292-5051 FAX:03-3205-3011