研究会・イベント
●市民セクター政策機構が主催するイベント、研究会、出版情報などをご案内します。
■2025年7月【連続学習会 第1回開催のお知らせ】「戦後80年。今知りたい長生炭鉱の遺骨収集」(『韓国協同組合運動100年史』を巡る連続学習会①)
この学習会では、2024年に出版した電子書籍『韓国協同組合運動100年史』に関係するテーマの他、
韓国・朝鮮と日本の間の歴史的・現代的な課題に関することも取り上げます。
学習会では、報告者による講演と、参加者による意見交換・交流の時間を持ちます。
連続学習会①「戦後80年。今知りたい長生炭鉱の遺骨収集」
1942年2月3日、山口県宇部市の海底の「長生(ちょうせい)炭鉱」で水没事故(水非常)が起こり、183人が犠牲になりました。うち136人は朝鮮人労働者でした。
地元の市民によって1991年に「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が結成され、生存者や遺族探し、追悼碑の建立を実現させました。
その後は遺骨収集が目標となり、昨年秋からダイバーによる遺骨の潜水調査が日韓市民の協力で進められています。
市民がやっていることは、本来、国がすべきことではないでしょうか。
戦後も解決していないこの国の戦争責任問題について、日韓市民の連携について、一緒に考えてみませんか。
報告者 室田元美さん
季刊『社会運動』の取材陣にも加わるフリーランスライター。
伝えられることの少ない加害の事実や各地の戦争被害をテーマに、『ルポ 悼みの列島 あの日、日本のどこかで』『ルポ 土地の記憶 戦争の傷痕は語り続ける』(ともに社会評論社)、日中韓の若者たちが戦争について語り合う『いま、話したいこと』(子どもの未来社ブックレット)などの著書がある。
日時: 2025年7月18日(金) 17:30 ~ 19:20
会場: 生活クラブ連合会(7階) 704会議室
〒160-0022 東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿6丁目ビル7F
参加費: 無料
参加申し込み: 市民セクター政策機構までメール (civil<at>cpri.jp)、
またはここ から、お申込みください。(申込締切は7月17日までです)。
主催:一般社団法人市民セクター政策機構
〒160-0022 東京都新宿区新宿6-24-20 KDX 新宿6丁目ビル7F
TEL 03-5292-5051 FAX 03-3205-3111