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市民セクター政策機構

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■2017年3月7日(東京:渋谷区)【公開研究会】‘いのちと農’の危機から再生へ~日本と世界

【公開研究会】‘いのちと農’の危機から再生へ

~日本と世界~


「いのちと農」に現代社会の矛盾が集中的に現れています。
近年の地域の衰退、農業の危機はどのようにして生じてきたのか。
その根源に、“いのち”への軽視が進行しているのではないか。
現代資本主義の問題について、今回は‛農‘を基軸に問題構造を
掘り下げ、再生や展望について考えます。お二人の基調報告を
もとに、幅広く議論します。

<開催内容>3月7日(火) 午後2時~5時半、
会場■國學院大学渋谷キャンパス2号館1階、2102教室
http://www.kokugakuin.ac.jp/guide/access_shibuya.html

●挨拶・趣旨説明:古沢広祐(國學院大學教授)
●基調報告1:「日本の農業・地域の危機と現代資本主義 ~ 戦後72年を振り返る」
大野和興(農業ジャーナリスト,『日刊ベリタ』編集長)
●基調報告2:「”農の営み”から”いのち”と”市民”の復権を考える~日本、アフリカ、世界を視野に」
勝俣誠(明治学院大学名誉教授)
(コメント)久保田裕子(國學院大學教授)、平川均(国士舘大学教授)
●総合討論:報告者、コメンテイター
●司会進行:中馬祥子(國學院大學教授)古沢広祐(國學院大學教授)
(案内)http://www.kokugakuin.ac.jp/economics/kei03_00199.html


<報告者の紹介>
●大野 和興
日本農業新聞記者を経て、フリージャーナリスト。主に農業・食糧問題
を取材・執筆。『日刊ベリタ』編集長、脱WTO草の根キャンペーン実行委員
会事務局長、アジア農民交流センター世話人、国際有機農業映画祭実行委員
会代表を務める。
著書:『農と食の政治経済学』(1994年、緑風出版)『台所と農業をつなぐ』
(2001年、創森社)ほか多数。共著:『日本の農業を考える』(2004年、
岩波ジュニア新書)、『増補 百姓が時代を創る』(2008年、七つ森書館)、
『食大乱の時代』(2008年、七つ森書館)、『3.11から一年 近現代を問い
直す言説の構築に向けて』(2012年、御茶の水書房)ほか多数。

●勝俣 誠
明治学院大学名誉教授。専門は、開発経済学、アフリカ地域研究、国際政治
経済論。82年から84年にセネガル・ダカール大学法経済学部に勤務。明治学院
大学助教授・教授を歴任し、2014年に退職。単著:『現代アフリカ入門』
(岩波新書)1991年、『サハラのほとり : サヘルの自然と人びと』TOTO出版
1992年、『アフリカは本当に貧しいのか : 西アフリカで考えたこと』 朝日新聞社
〈朝日選書〉1993年。編著:『グローバル化と人間の安全保障 : 行動する市民社会』
日本経済評論社2001年、『脱成長の道―分かち合いの社会を創る』コモンズ2011年。

*参加費:無料

*参加申し込み:メールで参加申し込みください(資料準備の都合)

*宛先: rckenkyukai<at>gmail.com   <at>を@に変えてください。

<主催>「資本主義再考」研究会、國學院大學大学院特定課題研究グループ
<協賛>持続可能な生活を考える会/農力向上委員会/協賛募集
<参考>
 資本主義再考・研究会アーカイブ:https://sites.google.com/site/rckenkyukai/