【発売中】季刊『社会運動』2024年1月発行【453号】特集:まぼろしの商品社会 ―変革のキーワードは「使用価値」
- 本体価格:1,000円(税込1,100円)
- サイズ:A5
- ページ数:144頁
- 発売日:2024年1月15日
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- 目次(453号)
- For Readers
- 未来社会の基礎になる「使用価値」 (季刊『社会運動』編集長 白井和宏)
- Part.1 消費社会批判
- ①消費社会批判としての消費材(市民セクター政策機構 理事長 柳下信宏)
- ②現代消費社会の問題点から脱却する途を考える(名古屋商科大学経営学部教授 矢部謙太郎)
- ③使用価値を決める関係を重視する「半市場経済」の構想(哲学者 内山 節)
- Part.2 つながるローカルSDGs
- 人と人がつながり、社会変革をすすめる生活クラブの「つながるローカルSDGs」(生活クラブ連合会会長 村上彰一)
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Case①<農福連携>
農園がここにあるから人が集まり新しいコミュニティの芽が育つ
(多摩きた生活クラブ生活協同組合理事長 磯嶋志保子/東京都立あきる野学園主任教諭 小笠原望/生活クラブ生活協同組合東京職員 山内弘和) -
Case②<ソーラーシェアリング>
地元の資源を活用し、自立・循環型の地域社会をめざす
(さがみ生活クラブ生活協同組合理事長 矢野克子/㈱さがみこファーム代表取締役社長 山川勇一郎) - Part.3 社会的連帯経済
- ①脱・新自由主義の一手となる社会的連帯経済(明治大学名誉教授 栁澤敏勝)
- ②スペイン社会的連帯経済の主役、労働者協同組合(ジャーナリスト 工藤律子)
- ③資本主義の個別化社会を解体する(関西学院大学人間福祉学部教授 桜井智恵子)
- ④巨大広告会社が招く民主主義の危機(作家 本間龍)
- 書評①『「消費」をやめる ―銭湯経済のすすめ』(平川克美 著 ミシマ社2014年)
- 書評②『コモンの「自治」論』(斎藤幸平、松本卓也 編 集英社 2023年)
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連載① フォルケリな日常
―北欧の暮らしのなかの政治―最終回 -
「デンマーク領グリーンランド 続く先住民への差別と偏見」
(鐙<あぶみ> 麻樹:ジャーナリスト・写真家) - ネット最前線・観測記③
- サンリオ=≪かわいい≫を奪わせないために (瀧 大知 市民セクター政策機構・客員研究員、外国人人権法連絡会・事務局次長)
- 連載② 韓国の社会的経済と政治―第7回
- 「次年度予算を大幅に削減 原状復旧を要請する社会的経済の人びと」 (韓国・城南市 元・社会的経済政策官/市民セクター政策機構客員研究員 崔 珉竟<チェ・ミンギョン>)
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次号予告
2024年4月15日発売予定
「再生エネルギー&地域社会づくり」―ドイツ・デンマーク視察報告(予定)